ニホンザルは温泉に入って湯冷めしないの?ライブ動画、画像あり!

ニホンザルが温泉に入る姿は日本人には馴染みある光景です。
なかでも長野県にある地獄谷野猿公苑は、世界で唯一温泉に入る猿として有名になっています。
また北海道函館市にある熱帯植物園でもサルが温泉プールに入っています。こちらの期間は12月1日~5月のGW頃になります。
そんなニホンザルですが温泉に入って湯冷めはしないのでしょうか?ライブ動画とライブ画像はこちら
ニホンザルは温泉に入って湯冷めしないの?
なぜサルは湯冷めしないのでしょうか?
私達人間は露天風呂に入って雪の中でしばらく過ごしていたらあっという間に湯冷めして風を引くか体調を悪くしますよね。
でもニホンザルたちは温泉から上がっても湯冷めすることがないようです。
サルは全身が毛に覆われているので汗腺が少なく、汗をかかきにくいので体温が落ちないと言われています!
反対に人間はサルのような体毛がないうえ汗腺が多いので体の熱をすぐ放熱してしまうので、体温を奪われやすくなっています。
更にサルの毛は油分が多いので体をブルブルさせればすぐに体が乾くようようです。
しかし子ザルや老いたサルは毛の油分が少ないので湯冷めをすることもあるようです。
また寒冷地にも適応できるよう末端の毛細血管を縮小することができ体温を奪われないように身体機能が発達しています。
サルが温泉に入る理由は偶然だった!
サルが温泉に入るのは世界的に見ても珍しく、実は昔から温泉に入ってた訳でもないのです。餌付けに成功したサルが、餌を待つ時間に何かの偶然で子ザルが露天風呂に入ることを覚えたのです。
寒い時期に温泉に入って気持ちよかったのか、徐々に仲間のサルも温泉に入るようになりました。
温泉に入るのは寒い時期だけ
サルたちが温泉に入るのは地獄谷の厳しい寒さをしのぐ為にあります。暖かい時期などに積極的に入ろうとはしません。温泉に入るのが好きなサルや温泉に入るのが嫌いなサルもいます。遠くて見に行けなくても地獄谷野猿公苑のライブ映像で楽しむことが出来ます。
動画ライブカメラはこちらをクリック!動画は夜は暗くて見えないです。
静止カメラはこちらをクリック!静止画像は午前9時から午後3時が今日と昨日が見れます。
まとめ
・ニホンザルが湯冷めしないのは体の熱を放出する汗腺が少ないため
・体毛の油分があるので体をブルブルするだけで水分を飛ばすことが出来る
・末端の毛細血管を縮小し体温が奪われないように身体機能が発達している